ノアモのEXIT入門

EXIT兼近さんを応援するブログ(りんたろーさんも時々応援するよ)

兼近大樹 写真集「虚構」

ずっと推しのことを考えている自分がいる。

半年前に推しができてから、ずっとだ。

家族がいて、守るべき人たちがいて、

自分よりも大切なその小さな手を守るのは

こんな頼りない自分しかいない。

 

推しがこれだけ日本の文化になったのは、

推しがただただ魅力的なだけじゃなく、

それだけ日常生活が

経済的にも精神的にも苦しく、

報われないことが多いだからだ。

 

はっきり言って頭の中の半分以上は、

推しでいっぱい。

それでも幸せ。

その半分が、

不安や心配でいっぱいになるより、

ずっと幸せ。

 

推しがいるとき、

自分が一人の女性であることに気づかされる。

女を捨てて、自分を捨てて、

髪をふり乱しながら必死に子育てする私に

スペイン人の友達は、こう言った。

 

「もう少し、自分を大切にしたら?」

 

結婚して、子どもに恵まれ、

素敵な旦那さんに守られながら

幸せに暮らすことを夢見ていた結婚生活とは

あまりにもかけ離れた現実が

ただひたすら押し寄せていた。

 

気がつけば、

小さな子を抱きしめ、

何時間も泣き続ける我が子を

自分の限界を越えてもなお、

守ろうとしている自分がいる。

 

いつの日か

助けて、助けて、

と、ひたすら居もしない誰かを

心の中で呼ぶようになった。

 

そして、彼が、推しが現れた。

推しができた私は、少しずつ強くなった。

 

からだの半分が不安と心配で一杯だったのが、

愛や次の目標で埋まるようになった。

 

わかったよ。

なんで、みんなが推しを推すのか。

 

推しを大切にするということは、

自分を大切にするということなんだ。

 

この写真を見た時、

半年間ずっと知りたかった自分の気持ちに、

初めて気づかされた。

ありがとう。

 

兼近大樹、写真集「虚構」

楽しみにしています。