ノアモのEXIT入門

EXIT兼近さんを応援するブログ(りんたろーさんも時々応援するよ)

写真集「虚構」よかったね♡

予約していたので、もちろんその日に届いてはいた。でも、なんだろ、早く見たいとずっと思っていたくせに、いざそれを目の前にすると、ページを開けない。花火のような、終わってしまったあとの哀しさというか、寂しさというか、それを味わうのが怖くて、ただ、視界に入るところにはいつも置いてある。あとは、開く勇気だけ。

もう夏の終わり。子どもの自由研究も何とかしてうまく持っていき終わらさせなきゃと焦る頃、父親が救急車で運ばれた。
大腿骨骨折。

家を出る直前、虚構をダイニングテーブルからひったくるように取りカバンに押し込み、実家に向かう。

安心させるように、冗談を言ったりしていつも通り父親と話す。母親にも弟にも子ども達にも笑顔で気丈に振る舞う。元気だなお前はいつも、それがいつもの私の役目。

手術も無事成功し、ひと段落ついた後、
ひとり朝5時ごろ、ふと目が覚めて写真集を開いた。テレビでは、ミカン星人が何やらくだらないことを言ってる。
そして、私は写真集を見て泣く。
理由はわからない。兼近大樹を見てなぜ泣くのか。いつもふざけてるくせに、私のことなかんか知らないくせに。元気?大丈夫?と話しかけられてるような気がしてさ。なんか、張りつめてた糸がぷんと緩んで、それでひとりで泣いた。

これが、別の芸人や俳優でもよかったんじゃないかと、本屋でチラチラとイケメン俳優の表紙を見てみる。心が揺れないことを確認する。

なんだよ、くやしいな。やっぱり推しが好きだった。

くやしいけど、
ありがとう。
写真集、大切にします。